読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

魔術家電

魔術家電という言葉を思いついた。家電の操作に魔術的なプロトコルを使うという意味だ。

最近、IoTとかセンサーのついた小型のマシンが人気だ。人がそのような環境に偏在するマシンとどのようにコミュニケーションを取るのが最適だろうかと考えている。

特に、それらのセンサーのついた環境に偏在する小型のマシンをその場でプログラミングするとしたらどのようなやり方が最適だろうか。

ひとつあるのは、九字の印を結んだりとか魔法陣書いたりと言った魔術や呪術の所作を使って、マシンをプログラムできないかと考えている。

魔術や呪術の所作というのは、自然や環境に対するコミュニケーションの手法だから、偏在化してしまうことでもはや環境になってしまったマシンの操作にも使えるのではないかと思っている。

昔、蝉丸Pという人が面白いことを言っていて、

高校、大学と高野山で学びながら100日間の加行を受けました。修行では、とにかく拝む方法・作法を一通り覚えるんですね。密教の行は、一種の圧縮技術で、言うなれば".zip"(→ウィキペディア)みたいなものなんですよ。手の動き、真言のひとつひとつに概念が圧縮されているんです。本当に行をやるというのは、膨大な概念を手のサインひとつに集めて、連携させていくことで目の前にイメージを作っていくもので。ものすごい圧縮技術の型と瞑想・供養の手順を覚えるのが密教の修行です。

http://www.higan.net/bouzu/2009/08/semimarup-1.html

この話中の

膨大な概念を手のサインひとつに集めて、連携させていくことで目の前にイメージを作っていくもので。ものすごい圧縮技術の型と瞑想・供養の手順を覚える

の部分が特に面白いと思った。概念が手のサインに結びついていて、それを連携させていくことで、別のイメージをつくり上げるみたいな話は、シンボルを連携させることで別の機能を作り上げて行くプログラミングの概念に似ているなと思った。

今の所プログラミングはPCの画面やキーボードから離れては出来ないけど、身の回りにある小型のPC(ラスベリーパイとか)には、ディスプレイもついてないし、九字の印を結ぶみたいにある所作を組み合わせて、別の機能を実装できたら面白いだろう。